【読んだ】住まいに関する本2冊


" Cousu main "、結局ぎゃーぎゃー言いながら全部見てもうた。なぜか敗北感。

40を間近にして「衣・住・食」のうち、「衣」に関してはもう不安がないというか、この先もうまくやっていける自信ができた。古着ばっかり買ってるうちに、宝物のような服は古着屋にあるってわかったし、いざとなったら編んだり作ったりすればいいし、何よりそのほうがデパートで買うより100倍面白い。

この感覚を残りの「住」と「食」にも広げたいなあと思って、住まいに関する本を2冊購入。「下流社会」でおなじみの三浦展が書いた「あなたの住まいの見つけ方」。日本のニュースで最近よく見かける中古住宅リノベーションの話が中心。日本人の住まい観は、震災後大きく変わってきたんだなあというのが、海外に住んでいる者としての感想。なぜ私たちの親世代が持ち家を欲しがったのかもよくわかる。

それから私の持っている「衣」の感覚に近いものを、「住」にも持っているのは水道橋博士が「ボクの師匠」と呼ぶ坂口恭平、私よりも年下。広い家に住むよりも、狭い空間を広く見ることのできる視線を持ってるほうが100倍面白い、ということを教えてくれる。次回日本に行ったら、宝くじ売場をじっくり観察してしまうと思う。

あとは「食」やな。でもその前に買いたい本がまだたくさん。

先日まだ20代前半の男性が「うちではいつもネットでいろんな記事を読んでる、いろいろ知りたいから。」と言ってたのを聞いて、フツーに「そうですかー。」と答えたけれど、40目前、大阪のオバちゃんDNAを持つ私個人としては「それ、アカンやろ。」と頭の中で即座に突っ込んだ。ネットってあんた、流れてくる記事を読んでるだけやからね。若いんやから、もっと外に出やー。

自分の息子はこうなってほしくないなあと正直に思ってしまったので、次回は高濱正伸先生の子育て教育本を買ってみる予定。

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