【受けた】マンモグラフィー検査

日本にいたときに「もうすぐ40なんよ」みたいな話を知人の年下女性にしたら、「40歳になったときのプレゼント、何もらうか、もう決めた?」と聞かれ、カウンターパンチをくらったような衝撃を受けたのですが、あれは「うーん、ダイヤモンドかなあ」とでも答えとけば正解だったのでしょうか…。

そして40歳になった2015年、自分へのプレゼントはマンモグラフィー検査でした。

この街に住み始めてまだ間もない頃、CHU(大学病院)を健康診断で訪れたときに「ああ、こんなに大きな病院があるんなら、ここに住んでも大丈夫だ」と思った記憶があるのですが、フランスの医療も日本と同じく先進国的というか、問題はそれなりにあるものの、レベルは世界トップクラスだと思う。日本で通ってた歯医者さんにも「フランスに行くんですか?北欧諸国ならもっとレベルが高いですけど、フランスもかなりいいですよ」と言われた。出産も日本とフランス、両方で経験したけど、どっちもよかったしね。

こちらでは健康保険でカバーできるマンモグラフィー検査は50歳からだけど、婦人科の先生は40歳からの健診を勧めている(そのあとは2年に1度)。そんなわけで、処方箋書いてもらって予約とったら、検査日がなんとクリスマス・イブ。こんな日でもレントゲン撮ってくれるんや…。

痛いかなー、あんまり気持ちのいいものじゃないって聞いてるしなー、とこわごわラディオログ(放射線科)のドアを開ける。古〜いアパートの中はきれいに改装されていて、外側からは全然想像ができない清潔さ!マンモグラフィーの機械もどーみても最新式で、持ち手がピンク!そして(あんまり)痛くなーい!40歳での健診でも、60ユーロぐらいですんだ。

検査結果は異状なし。おかげで楽しいクリスマスを迎えることができました。ダイヤモンドより、ずっといい。


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