【つくった】ガウンコート

がんばって作ったガウンコートですが、自分の中では失敗作に近いですわー。なんとか形にできたのは、やはりパターンのおかげ。冬を乗り切るために丈の長いコートが欲しかったのよ。今年の冬は暖かいほうだと思うけど。


居間のオレンジ色の光の中で撮った写真なので、本当の色はもっと深いボルドーです。Lサイズでかなりでかいなあと思って作っていたが、もともと中にドルマン袖のセーターなんかも着られるようにデザインされているので、たぶんこれぐらいでもいいんじゃないでしょうか。脇を縫い詰めようかどうか、迷ったけど、結局やめた。


ベルト締めると完全にロブ・ド・シャンブル。ほんと、布選びで全部決まるんだよなー、ソーイングって。今回は1枚仕立てなのに、ミシン通らない厚さになるところがいくつかあったので、一部手縫い。この冬毎日着てる aime comme marie のコート、あの厚さの布で全部ミシン縫いできたっていうのは、奇跡だったのね。神様ありがとう。

長い襟の見返しもひらひらするので、ところどころまつり縫いで止めてある。

今週買い物してるときに、丈の長い黒いコートをさらっとはおって颯爽と歩いているマダムを見かけたのだけれど、そこだけが映画のワンシーンみたいだった。しかもパッサージュ・ポムレイの中だったし。ああいうエレガンスってどうやって身につけるものなんでしょうか…。

さて気を取り直して、次は黒のタイトスカート作るぞ。

パターン:『ちょっとよそ行き』(日本ヴォーグ社)ガウンコートLサイズ
布:ウールカットソー( Tissus Myrtille )3メートル 60ユーロ

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