【乗った】ポーランド、クラクフのトラム

知り合いの結婚式があって、ポーランドのクラクフという街へ5泊6日で行ってきました。ここもトラムの街。


●持っていった本が『宿命「よど号」亡命者たちの秘密工作(高沢皓司)』旧共産圏の国でこれ読むってどうよ。めっちゃこわかったわー!何かの思想のために人はここまでするのね…。それはナチや連合赤軍も同じ。


●そういえば永田洋子が亡くなったときに、授業でちょっと連合赤軍のあさま山荘事件に触れたことがあったけど、今ならもうちょっとマシな説明できるかな…。


●クラクフはアウシュビッツにも近いし、シンドラーのリストで出てくるシンドラーがユダヤ人を雇っていた工場もあった。子供がいるのでいかなかったけど。ついでに泊まったところはユダヤ人街、でも今は大阪の堀江みたいにおしゃれなバーやレストランで埋め尽くされてた。


●「カティンの森事件」の慰霊碑も偶然見つけた。悲しい歴史が多いせいか、この街の人は花が好き。いたるところに生花がある。きれいなもので癒されてるんかもな。


●結婚式で一緒になった同年代ぐらいのポーランド人の男女が「この国はものすごく変わったよ」と言っていた。それは日本人の私やフランス人の旦那が「昔とはずいぶん変わったよね」というのとは違って、ほんとうに変化が大きかったんだろうなと思う。共産主義から資本主義(街にはそのどちらの面影もある)、そして来年、この国の通貨はズロチからユーロになる予定。物価はフランスの3分の1ぐらい。



●子供が高校生ぐらいになったら、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所とシンドラーの工場を見に行こうと思う。今回は水族館(なかなか興味深い)にお城(ドラゴン伝説がある)めぐりというお子様メインのコース。


●結婚式、スープだけでも4つか5つぐらい出てきた、そのどれもがものすごくおいしかったわ。子供たちの口にも合う食べ物ばっかりやったし、暗い歴史を別にしても、子連れで十分楽しめる街だと思う。格安航空会社もいくつか乗り入れてますよ。今回はEasyJetでパリCDGから飛びました。

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