【聴いた】『さわやか会社員』

またまたTBSのLifeの話。佐々木氏の「未知との遭遇」の回を聞いていて、あいだにはさまれていた曲が相対性理論の『さわやか会社員』。iTuneで買っちゃうレベルですな、これは。

ところでゆうべ、我が家に「未知との遭遇」をした人がいるので、その話を。うちの息子は今年のクリスマスプレゼントにLarousse(ラルース)の辞書をお願いしていたのだけれど、どうもサンタは息子の年齢を読み間違えたようで、大人用の辞書イラストつき、というのが届いた。これ、絵を見る分には楽しいが、辞書そのものは大人向けの語彙で解説されているので、子供には全然わからない代物。結局私が一番使っているのだけれど、夕食後に辞書のイラストを眺めていた息子が突然、「これ見て!これ!」と騒ぎ出した。

息子が指差す先にあったのは、911のWTCビルに飛行機が突っ込んで炎上している最中の写真。2004年生まれの息子には確かに「未知」そのもの。「そういうことがキミが生まれる前にあったんだよ、ほんとの話だよ。どうしてそういうことになったんだろうねぇ。」と言っておいたが、彼の頭の中は「このビルの中にいる人たちはどうなったんだろう」と疑問でいっぱいだったに違いない。とあるラジオ番組で『空想科学読本』シリーズの柳田理科雄さんが「ウルトラマンが街の中で戦っているシーンで、壊されたビルの中にいる人たちはどうなったんだろう、と子供のころから思ってました」と言っていた話を思い出して、息子の中にもこの「未知との遭遇」からその後何かに発展するものがある…かも、と思ったのでした。あまり期待はしないでおくが、この手の感受性があれば、まぁ大丈夫やろ。

辞書をねだるような子ですが、学校の勉強は全然できません。水曜日(フランスの学校はお休み)の今日もYoutubeでゲームばっかり見てます。

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