【使った】発電機と電動サンダー

夏休み、キャンプとヨット以外のことも書いておこう。

子供の学校が休みのときに訪れる場所として、主人の父が住んでいる電車で1時間ぐらいの隣町に行くのですが、義父のパートナーのHおばちゃんは元農家で、自分が昔使っていた農地を今は私有地にして管理しておるのです。


このように真ん中に池があります。底はかなり深い。

百姓という言葉は100の仕事をする人、という意味だというのを聞いたことがあるのですが、なるほどおばちゃんも80歳すぎててもよく動くし力持ち。私の母方の実家も農家だったので、全然じっとしていないところが亡くなった祖父母とよく似ていて、うちのおばあちゃんとHおばちゃんは絶対に仲良くなれるなあ、などと時々妄想しているのですが。

そうはいっても、義父は85歳、おばちゃんも80歳をすぎて、こうやって歳をとって行く人を目の当たりにすると、生きていくのって本当に大変だなあと思うのですが、そこは友人知人の多いお二人、いつも誰かが手伝いに来てて邪魔な木を切ってくれたり、ここの池に住んでいるカモのために家を作ったりしている。

なので、我が家もここへ来るとたいてい野良仕事をするのですが、この8月のミッションは



池に浮かべる船、その船底のペンキ塗り。色の指定はグリーン。

うちの旦那は7メートル越えの船底のペンキを塗った男なので、2メートルちょいの船なら簡単かと思いきや。



まずはじめにペンキを塗る前にはやすりがけをするのですが、そこで便利なのが電動のサンダー。ところがおばちゃんの私有地には電気が来てない。

そこでおばちゃん、お隣さんに声をかけ、発電機を借りてきました!(そんなの持ってるお隣さんがいるの??)屋台でよく見るアレですよ。しかもいいやつっぽい。ついでにサンダーも2台調達。


これで道具はそろった。ところがこの発電機、しばらく使っていなかったらしく、全然モーター回らない。悪戦苦闘すること30分、やっとなんとか使える状態に。


家族みんなでやすりをかける夏。

モーターの音を聞きながら、手を動かすこと約2時間。


やすりがけ終了。次はアセトンで表面を拭いてきれいにしてから、ペンキ塗り。

…旦那がペンキを買ってきたとき、あまりに小さい缶が1つだけだったんで、「えーそれで足りるのー?」ってちゃんと聞いたんですよ。案の定、2度塗りしなければいけないところを、1度しかできず…。

私ねえ、編み物や洋裁するときは、ずぇええええったいに確認しますよ、長さや面積が足りるかどうか。というか、そこ1番大事なとこだよ?

しかしそこで文句言っても問題が解決するわけではないので、すみやかにスマホで注文して同じペンキを取り寄せることに。7日以内に2度目を塗らないと、もういちどやすりがけしないといけないそうなので、また義父には誰かにペンキ塗りをお願いしてもらわないといけなくなりました。申し訳ない。


次回のミッションは、この船ともう1台船を使って、池に大量発生している藻を取り除くことです。

コメント