【泊まった】ポルニシェのヨットハーバー

7月14日、フランス革命記念日にはどこか海沿いの町で花火を見るようになって数年がたちますが、今年はラ・ボールの花火を海上から見ることにしました。翌日15日にサッカーW杯決勝戦もあって、事前に段取りを考えるも、結局いろいろあって臨機応変に動くことに。

まずはいつものように電車で移動。途中のサン・ナゼールでTGV通過待ちで数分待ってたところから、ただいま建設中の船が見えた。豪華客船かしら。


そして、SNCF夏のプロモーション。子供はオリジナル・グッズをもらって上機嫌。中はビーチボール、おやつやジュースなど盛りだくさん。おかんには「ストばっかりでごめんなさい」グッズに見える。かばんがいいなー、こんなん作ろうかなー。


お昼は電車でサンドイッチを食べたので、娘はすぐにビーチへ直行。


晩ご飯をちょっと早めに食べて、ラ・ボール湾に出航。


海の上で日が暮れるのを待つ。


いちおう、フランス国旗を用意(本当はずっとつけておかないといけないらしい)。そうだ、今日は祝日だったんだ。





そして、待つこと約3時間、やっと花火が始まる。ヨットの中だとゴロゴロしながら待てるので、地上で場所取りとかしなくていいところが楽チンかも。



しかし写真はうまく撮れません。船そのものが揺れるしねえ。まわりにも花火見に来ている船がいっぱい。ラ・ボール海岸沿いの町、プリガンとかクロワジックでも花火やってるのが遠くに見える。

30分ほどで花火が終わったあとが大変でした。真っ暗な中ヨットで走るのは初めて。おっちゃんはアンカーの処理とかでいろいろ忙しいので、時々舵を握らないといけないのは私。さらにこの夜は大潮(干潮の差が激しい日)で風も出てたので船が進む進む。まわりの船もけっこうなスピードでおおぜい走っているので、暴走族ってこんな感じかあと思いました。でもまわりにたくさんの船がいたおかげで、港の場所もすぐわかって、ついていけばいいだけだったんですけどね。

ポルニシェでよく見かける大型帆船ボラボラ号も花火見てたみたいで、港の入口で一緒になって、一体こんなにたくさん小型船がいる中でどうやって入るのかと思ってたら、先に小さい船を全部通過させてからみたいですね。うちもお先にどうぞーって言われた。

でもそんな暴走(?)がたたったのか、翌日うちのおっちゃんが頭痛でダウン(偏頭痛持ち)。決勝戦はナントで見ようと思っていたけど、炎天下の中荷物持って歩くのは大変なので、時間をずらして夜7時半の電車に乗ることに。


午後ちょっと早い時間に娘と一緒にビーチに出てシャワーを浴びたあと、携帯で決勝戦を観戦。


優勝が決まった瞬間は、電車の時間があるので駅まで向かう途中でした。下のビデオが優勝決定すぐ後のポルニシェ。車だけじゃなくて、電車までがお祝いの汽笛を鳴らしてました。


ナント駅についたら、街中まで向かうバスは全線ストップ。渋滞ですごいことになってるのは電車からでもわかった。いつもは静かな日曜の夜、うちの近所もすごい人…。サッカーというスポーツは素晴らしいと思うけど、このお祭り騒ぎはちょっと苦手。みんな酔ってるし、ガラス瓶割れてたりして危ないし。


というわけで7月14日の花火ですが、これまでで一番よかったのはピリアックかなー。港から打ち上げるので、ヨットから見るのが特等席。花火のクオリティで言えば圧倒的にポルニック、ただここは場所取りが大変なのと、ハーバーからちょっと歩くのが難点か。

さて、次のお泊まりはノワールムティエキャンプ、なんと6年目です。おほほ。

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