【乗った】アンジェにてミニボート


前回の続きでございます。上の写真が立派にペンキを2度塗りされた船。

こないだ日本のバラエティ番組で「あなたにとって一番の贅沢はなんですか」という質問を世界各国でしたみたらどんな答えが返ってくるのか、というのを見たのですが、フィリピンの給料日における散財ぶりは衝撃でした。まあ本当に全員がああなのかはわからないけど、お金を使うことに関して日本や欧米とはまったく違う文化があるっていうのはたぶん事実なんだろうな。「一番の贅沢なんて人それぞれじゃない」っていう答えも、案外自分の文化圏内の回答なのかもしれないし。

でも私にとって一番の贅沢は、暖かい季節にHおばちゃんのこの池がある場所に来ることなのは間違いない。夏はバーベキュー用意してくれるし(おばちゃんが作ったビオ野菜つき)、エコトイレも完備、昼寝ができる長椅子も(ゴミ捨て場から拾ってきたらしいが)ちゃんとある。

しかしそういう贅沢を享受するには、やはりそれなりの対価が必要なわけです。


というわけでミッションパート2。週末土日をかけて、池に大量発生している藻を取り除きます!

私がんばって嫁の務めを果たそうと、初日にクマデを一生懸命ボートの上で振り回していたら、左腕上部の筋肉を痛めたらしく(夜中目が覚めるぐらい痛かった)、土曜であえなくリタイア。日曜日はカメラ係となりました。


娘は水中に手を入れて、藻を素手でかき集め始めた…。それすると、しばらく手からヘドロの匂いが消えないわよ。


手前に黒く山になってるのが、今回かき集めた藻。このまま腐らせるしかない…よね。


これもう藻が池の底から生えてきてるから、とってもとっても終わりがない。前回来たときと比べればそりゃもう圧倒的に減っているのですが、ゼロにするのは最初っから無理な話で、今年の文化遺産の日は家族そろって藻を取り除きまくった日となりました。取った藻に何か使い道があれば、もうちょっといい話になったんですけど。

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