【つくった】タックパンツ

秋のトップス祭りをちょっと休憩して、ボトムス作り。ストレッチジーンズって発売された当初は、ジーンズが楽にはけていいなあと思ったけど、もう最近のやつは夕方近くになるとふにゃふにゃになって、使えたもんじゃない(それでもほぼ毎日はいてますけど)。ちょっとぐらい幅があってもいいから、1日の終わりになっても気持ちよくはけるズボンがほしいなあと思って、佐藤かな『 Kana's Standard 』からタックパンツを、オートクチュールのコットンストレッチで。


布、最高。縫いやすいし、ハリがあってタックパンツにはぴったり。途中大きすぎるかも、と思ったけどゴム入れたらいい感じになった。丈は最初フルレングスにしていたけど、結局9分丈ぐらいに短くしました。本では7分丈ぐらいになってます。


「映像の世紀」(古いほう)を見ながら縫ったよ。これ第1集が夏目漱石が1900年にパリの万国博覧会を見学したエピソードから始まっていて、真新しいものをいっぱい見てびっくりしてる様子が日記や手紙に残ってるらしい。私このあいだKindleデビューを果たしまして、専用端末はまだ持ってないのですが(←今年のクリスマスプレゼントに決定)KindleアプリをMacに入れてサイバラの『毎日かあさん』読んだりして楽しんでます。それで電子書籍って文豪の作品をまとめて1ユーロとか2ユーロで売ってる人がいて、夏目漱石はとりあえず購入しようと思っているので、来年が楽しみ。私は日本のアマゾンアカウントを持っていないのだけれど、フランスアマゾンにも日本語のいい本そろってるよ〜。PHP研究所系のが多くて(松下幸之助パワー…)、平野啓一郎の『本の読み方 スローリーディングの実践』があったのが、来年はKindleと生きていこうと決心したきっかけ。プロはこうやって本読んでるのかー!ってその後の私の読書人生がちょっとだけ変わった本です、これ読んでから小説もわりと読むようになった。

では、秋のトップス祭りに戻ります。

パターン:『 Kana's Standard 』B-c タックパンツ 9号
布:コットンストレッチ( Tissus Myrtille )2メートル半 35ユーロ

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