【つくった】娘のポンチョ

頼まれていた娘のポンチョ。パターンは La droguerie のもので、毛糸はいただいたもの。


こないだのKindleから始まって、先週今週と人に何かをもらうことが多い。この毛糸は70代の生徒さんからで、どうも自宅で断捨離をしているもよう。ゴツ目の糸はPingouinというフランスの毛糸、かなり老舗のメーカーだと思う。

他にも別の生徒さんから、パリの日仏新聞OVNIをもらったり、今日はこれまた別の生徒さんからポワトゥ地方の名物、黒いチーズケーキをもらった。年末が近づいていて、なんか日本のお歳暮みたいだ。


Kindleライフはとても快適で、さっそく平野啓一郎の『本の読み方 スローリーディングの実践』を読了。平野啓一郎の小説は『日蝕』しか読んでないのだけれど、新書は『私とは何か』を読んだことがあって、「分人」っていう考え方は面白いし、何より自分の実体験に基づいた細やかな分析の上手な人だなーと思う。スローリーディングのほうは、10年前にも一度読んだことがあって、小説家ってこんな風に本を読んでるのか!と衝撃的だったのを覚えている。

ちなみにこのポンチョの毛糸をくれた生徒さんの究極の目標は「日本語で日本人と文学や哲学の話ができるようになること」だそうなのですが(素晴らしい!)、外国語の勉強ってそういう願望を持ちたくなるところがあるよなあ、と思ってたら先日内田樹がそういう話をしていたので、これまたびっくりした。

ところで今、このブログを書くために自分のブクログを確認してたら、2006年にカルロス・ゴーンの本を読んだことがあるのを発見。タイトルは『ルネッサンス 再生への挑戦』…内容は全然覚えてないわあ。でも彼にはこの顛末の後にぜひまた自伝を出してほしい、ホリエモンみたいに。

パターン:La droguerie " Cape Capuche "
毛糸:Pingouin Mèche Naturelle(いただきもの)

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