【泊まった】サン・マロのヨットハーバー( Port des Sablons )2日目

前回の続き。無事イギリス海峡を乗り越え、サン・ブリユーからサン・マロへたどり着いたものの、ヨット内に浸水の可能性があるので予定を変更してサン・マロにもう1泊することになった。

夫がいろいろとヨットのメンテナンスと浸水対策を考えてる間に、私は娘と買い出し。お天気がブルターニュ。でもこんなに曇りが似合う街もそうあるまい。


潮の満干の差が激しい。低いときは港に入れないぐらいだが、高いと砂浜が完全になくなる。


ハーバーから歩いて15分ぐらいのところに、スーパーがあった。


地産地消ということで、ナントでも買えるがサン・マロのヨーグルト。濃厚。


夫がずっとヨットの様子を見ているあいだに、おかんはのんびり読書。

出発前に義理姉が日本語の文庫本をくれた。先日パリに行ったときに、たまたまジュンク堂を見つけたらしい。日本人の店員さんにオススメを聞いて買ったらしいが、『コンビニ人間』、最高。お店の人、ありがとう!フランス語に翻訳されてるようなので、来年学生に配る読書リストに入れよう。私はこれ、ハッピーエンドだと思う派です。こういう主人公は全然嫌いじゃない。

Kindleに入れてきた大原扁理『なるべく働きたくない人のためのお金の話』も、面白かった。「最近大根のようすがおかしい」っていう1文で3分ぐらい笑った。この著者の人は自分の生き方を通じて、お金の本質を垣間見たのだと思う。お金については、同じような内容が、でも別の書き方で、内田樹の『困難な成熟』にもあった。

浸水については、排水ポンプを買って、万が一水が貯まればキッチンのシンクから流れ出るようにすることで、一応の対策とすることにした。

先はまだ長い。

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