【泊まった】サン・ブリユーのヨットハーバー

8月15日の連休を利用して、ヨットを動かしてきました。この話、連載できるな。

本当はその前の土曜日に出発したかったのだけれど、あいにく天気が悪く海上(イギリス海峡)のコンディションも良くなかったので、翌週水曜のお昼に義理姉の車でサン・ブリユーまで送ってもらう。


持っていった食料品の山。初めてのルートなので、どこにどんなスーパーがあるとか、あんまりよくわからない。

ちなみにその天気が悪かった土日の間に、イギリス海峡で子供3人が亡くなる事故があった。先日は以前よく遊びにいっていたポルニシェでも15歳の女の子がやはり事故で亡くなっていて、この夏は海の事故が多い。よって「安全第一!生きて帰ってくる!」が我が家の標語に。絶対無理したらアカン。

ヨットに乗るようになってから気がついたけど、移動のときに時間通りに動けるってすごいことなんですよ。このあいだJRの運行司令センターのドキュメンタリーを見たけど、24時間500人体制で東京の鉄道網の安全が確保されていて、仰天びっくり。これが飛行機になるとさらに桁違いの人と時間が費やされてるのかと思うと、気が遠くなる。

前も書いたけど、我が家ではヨットのことに関してはほとんど全て夫がやっている。ヨットでの旅行計画となると、航路、天気、海上コンディション、ヨットの管理、係留場所、メンテナンスなどなどと考えることが多すぎて、夫は出発前には毎回、その他のことは全部上の空になる。職場の人に迷惑かけてないか心配だ。我が家の規模でそんなんだから、世界規模で飛んでるジャンボジェットってすごい。詳しく知りたい人はANAとかJALとかのオフィシャルYouTubeチャンネル見ると、飛行機を飛ばす舞台裏がちょこっと出てきます。海と違って空気しかないところを飛んで、時間通りに発着できるなんて、奇跡ですよ。

サン・ブリユーでは、新しく購入した中古ヨットをボートヤードから水上に下ろすところから始まった。3年ものあいだ地上に保管されていたこのヨットにとっては、新しい人生の幕開け。これまた頼もしいお兄さんが2人手伝ってくれた。


こうやってクレーンで持ち上げます。散歩中の人たちがみんな見る、そしてスマホで写真撮ってく。このあと浸水してないか確認するんだけど、船内の船底の一部に若干濡れた感じが…これが後にサン・マロで足止めすることになる原因になるのですが。


2代目ヨットには野菜、果物、パンなんかを入れるネット袋を導入。これ手作りしたかった(!)けど、時間がなかったので今回は Sostrene Grene で購入。


1泊したあと、朝7時に起きて出航。サン・マロに向かいます。

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