【泊まった】ブラン Blain

今年もロックゲートをこなしていくリバークルージング。去年みたいに50個もないけど、それでもこの日の目的地ブランまでは5つぐらいある。


ゲート通過時はやることがいっぱいあるので、あんまり写真撮ったりできない。


ゲートに近づくとまず開いているかどうか確認。反対方向から船が来てたり、ゲートの準備ができてなかったりすると入れないので、ゲート前の係留場所でこうやって↑待機する。ゲートは朝9時から12時半、午後2時から6時45分まで。うまく大きい町まで行かないと、中間地点で1泊することになる。シャワーやトイレがついてる船ならいいけど、うちはそうではないので、なんとか町までたどり着きたいところ。

去年のイル・ランス運河はゲートの数は多かったけど、通過する船も少なくて、タイミング的に待つことはほとんどなかった。でもナント・ブレスト運河は大型のレンタルボートの人がちらほらいるので、係の人(エクリュジエ)も忙しそうだ。今回は学生アルバイト風の人が多かった。


ロックゲート前にはエクリュジエのための家がある。ここはなぜか庭に、見猿聞か猿言わ猿が。運河沿いを自転車でツーリングをしている人も多いので、給水ポイントもある。ちなみにおトイレはコロナの影響で閉鎖されているところが多い。そしてやっぱりこういう情報はネットにはないので、すれ違うヨットの人から教えてもらう。

最初は舵にからみつく藻(今年大量発生…)に悩まされたものの、うまくシャワーのあるブランまでなんとかたどり着いた。この日は猛暑日で40度近くまで気温が上がり、日陰もほとんどなかったので、体力の限界まで使った気がする。もう年なのか、春先に数ヶ月外出してなかったからか、よくわからないけど、去年の過酷なスケジュールをこなせたのは、先に7月にキャンプに出て夏の暑さになれていたからかもしれない。

ブランに係留するのが有料なのか、無料なのかわからなかったので、先に係留所で涼んでいた年配のご夫婦に聞いてみたら、英語で It's freeって返事が返ってきた。まあ遠くからいらしたのね。そしてご夫婦の船はすごくかわいいペニッシュ(オランダ船)なのに船の名前がHell's Bell。


夜、涼んでたら船体をノックする音が聞こえたので、外に出てみたらこの人でした↑。

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